まったり暮らしの備忘録

~ブログ【はぴるっく!×サクラ咲く道】裏話&日々の気づきを言葉に~

社会の記述問題

中1の上の子のワークを見ていて思ったのが、記述問題が増えたな…ってこと。

特に難しいのが社会。
複数の資料を読み解いて、意見を書かせる問題が多いです。

 

私の中学時代は、一問一答式が多かったように思います。
だから一夜漬けでも何とかなった部分がありました。

でも今はそれでは通用しない。

 

今回の学習指導要領の改訂で、単なる知識の暗記ではなく、いかに得た知識を活用するか…が重要視されているというのは知っていましたが。

こういうことなんだな、と。

 

ただ、実際にそれができる中学生は、どのくらいいるんでしょうか?(^^;)

 

冬休みの社会ワークに、実際に載っていた問題なんですが。

マレーシアの輸出品についての問題で、2つの年の輸出額の表が資料として提示されていて。
「パーム油の輸出額の変化によって、どのような環境問題が起こっていると考えられるか。」という記述問題があったんです。

これ、資料の表をぱっと見ただけだと、数字は後の年の方が低い。
でもそれはひっかけで。

実際は輸出総額からの割合に注意しなくてはいけない問題です。

それだけなら、まだありがちなんですが。
問題なのは「パーム油の原料を明らかにして」説明する必要がある点。

「パーム油」については、教科書に載ってるんですが、原料についてはどこにもない(◎_◎;)

 

上の子は問題を見た瞬間
「原料なんて知らんしー!」
と吠えてました(;'∀')

そして答えを見て、
「あぶらやしなんて、聞いたこともないよー?!」
と叫んでました(^^;)

 

初見でこの問題を解ける中学生って…どんな勉強をしてるんでしょうね?

 

教科書に書かれている内容を、ただ暗記するだけではなくて。
どうしてそうなったのか、を自分なりに考えることができる
そんな力が求められているんだろうな、と。

そう思わずにはいられない問題でした。